パンク教科書であり愛のあるファンジン
前書き
80年代のイギリスのハードコア・シーンは様々な動きがあった。
ディスチャージやエクスプロイテッド、G.B.H.、カオスU.K.といったバンド達が火付け役となり、
巻き起こった80年代初頭のUKハードコア・ムーヴメント、
同時期に、70年代末期から続々と続いて来た
Oi!ミュージック・ムーヴメントも起こった。
またCRASSが登場したのもこの時期あたりだった。
ロンドン・パンク・ムーヴメント以降の最も混沌とした
スリリングな時代が幕を切っておとされた。
その後、80年代半ばから、シーンが低迷したと言われたものの、
あるバンドは活動を続け、消えていったものもいた。
USハードコアが注目され出した80年代中期以降、
再びUKハードコアが元気を取り戻した。
E.N.T.やDOOMといったクラストと呼ばれるバンドが登場、
ナパーム・デスを筆頭とする
グラインドコアなる究極のサウンドを出すバンドもイギリスから出 現した。
本書はレコード·レヴューを中心にその足取りを検証していく。
80’S BRITISH HARDCORE PUNK!と大まかに括り、
“HARDCORE”, “Oi!”、”CRASS~CONFLICT” という3つのセクションに分け、
各執筆陣に分析 してもらった。
一口にUK HARDCOREと言っても音楽性は様々である事は言うまでもないが、
イギリス独特と言える深みと重み、
どんよりと曇ったメロディは割りと共通して
各バンドのサウンドから聴き取れるかもしれないし、
それが特徴と言える かもしれない。
今となって明かされる意外な事実も多数、飛び出してくるので、
じっくり読んで楽しんで頂きたい。
パンク天国2 序文(的な)3ページ目より引用
執筆者一覧(五十音順)
ANTI THE CREED
射延博樹 LRF
岩崎芳久 RUST
坂本啓介
佐藤良樹 DOLL
澤 慎太郎 F.A.IB
大洞一己 BLADE
TAYLOW THE 原爆オナニーズ
塚本 利满 DOLL
豊嶋佳晃 DOLL
行川和彦
BILL ALLEGIANCE
POOLLY CHARGED LADS
別宮エリカ
森下 篇 OVERTHROW
山田尚宏
プレイリスト
Apple Musicで7インチバージョンを探すのは至難の業というか…
ほぼ存在しないですが(笑)
ボーナストラックで見つかることもあります。
とはいえ国内盤が出ていたようなタイトルじゃないとないみたいで…
できる限りパンク天国で紹介されているアルバム、
シングルが収録されたアルバムから
時間を見つけては追加していくので良かったら聴いてみてください
シリーズ一覧
パンク天国 British Underground Punk Rock ’76-’82
パンク天国 2 80’s British HARDCORE PUNK
パンク天国 3 US Punk Hardcore
パンク天国 4 PUNK/NEW WAVE JAPAN 77-86!!
ーーーーーーーーーーー
【接続された男】
🔥新着記事
MULTI-MEDIA MIX MAGAZINE
https://bit.ly/2zVqwX2
📺 YouTubeチャンネル
https://bit.ly/3fja9na
🐦Twitter
@setsuzokuotoko
https://twitter.com/setsuzokuotoko